【スタンド考察】猫草のストレイ・キャットを解説!

ストレイ・キャット/Stray Cat

破壊力:B
スピード:E
射程距離:なし
持続力:A
精密動作性:E
成長性:C


ジョジョの奇妙な冒険ABC 5弾 【アンコモン】 《スタンド》 J-518 ストレイ・キャット



ストレイ・キャット



本体名:タマ(猫草)

空気弾を操る植物?のスタンド

破壊力:B
スピード:E
射程距離:なし
持続力:A
精密動作性:E
成長性:C



吉良吉廣が息子を守るために「矢」で猫のタマを射ることによって発現したスタンド。
元ネタはアメリカのネオロカビリーバンド、ザ・ストレイ・キャッツから。

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能力は「本体から発射する空気弾の操作

名前とスタンド名が同じため、本考察では本体名を猫草、スタンド名をストレイ・キャットとして区別する

ストレイ・キャットは空気を操作し、不可視の空気の玉をシャボン玉のように生成して射出する能力顕現型スタンド
猫草自体が仮死状態になった猫のタマが植物として復活した異常生命体である。ストレイ・キャットはこのとんでも生物と一体化しているため、スタンド像はない。



ストレイ・キャットの空気のシャボン玉は複数同時生成可能で、さらに触れても割れることがない

猫草が砲台のような形になって射出することで、十数メートル飛ばすことも可能



さらに、空気のシャボン玉の一部に穴を開けることで空気を噴出し、シャボン玉自身で推進することも可能。

この空気のシャボン玉は表面の粘着性が高く、触れたものにまとわりついてくる。
作中でも、十分に空気の詰まったシャボン玉を手足の上から壁に押しつけ、貼り付けることで、手枷足枷として川尻早人を拘束した。
押しても引っ張っても踏ん付けても、空気のシャボン玉は壊れることがなく、クレイジー・ダイヤモンドのドラララのラッシュもクッションにしてガードしている。
ただし、コンパスの針のような尖ったものには弱く、穴を開けられている。

さらに貼りついた状態で、高圧縮された空気を一方向に噴出することで、一点に高圧のダメージを与えることができる
これにより小鳥を殺し、川尻しのぶの足の爪を吹き飛ばした。



また、応用として血管内に空気を送り込むことで、心臓まで空気を送り、吉良吉影を殺害しようとしている。
その他にも、空気を抜いたシャボン玉を作ることで、キラークイーンによって爆弾化した小石の爆発を防いでいる。





柔軟で強靭なシャボン玉を創る能力

能力の本質は「靭性と粘性を操作可能な、不可視の膜を生成・操作する

能力の本質は空気の操作ではなく、「不可視の膜の生成・操作」である。
ここで靭性とは粘り強く壊れにくいことを表す言葉である。
ストレイ・キャットのスタンドエネルギーで生成された膜は無色透明でシャボン玉の膜のようであるが、踏んでも割れないほどのしなやかさを持つ。
膜の内側に空気を溜め込むことで、空気のシャボン玉を生成している。



膜を生成した後、猫草は風船を膨らませるかのように、空気を吹き込んで空気弾をつくりあげる。
なお、猫草がどのように大量の空気を吹き込んでいるのかは不明であるが、この空気量や圧力は日光が十分に猫草に届いているかによって変わるようだ。



シャボン玉の膜はストレイ・キャットの能力で固定することができる。
このため、ある大きさのシャボン玉に大量の空気を送り込めば硬くてパンパンの高圧空気弾が完成する。膜に小さな穴を任意で空けることで空気を噴出し、高速に移動させることも、軌道を修正することも可能。

逆に、ある大きさのシャボン玉内部の空気を吸収してしまうことで、減圧された真空の空気弾を生成することもできる。



ストレイ・キャットの作る膜は靭性だけでなく、くっつく粘性を持っているため、キラークイーンが爆弾に変化させた小石をこの真空空気弾の中に、シャボン玉が割れないように取り込んでいる。
キラークイーンの爆弾は「知性」とスタンドエネルギーの反応で爆発するため、生命体が触れるか、空気中に存在するわずかな「知性」と混合する必要がある。
しかし、真空空気弾で取り込んでしまえば、外から触ることもできず、空気もないため無力化してしまう。

さらに、キラークイーンのお腹に収められているときは、空気弾を爆弾に変えることで、透明な爆弾というより凶悪な攻撃を仕掛けている。



これを猫草は本能レベルで理解して実行している。






猫?草?猫草

猫草はもともと、川尻家に迷い込んだブリティッシュ・ブルー種の猫である。



どこかの飼い猫だったようであるが、吉良吉廣の「矢」に刺されてスタンドを発現した。
「矢」は下あごを貫通したようで、じゃんけん小僧の大柳賢のように穴が開いたままになっている。
猫好きの川尻しのぶが地下の倉庫に隠れ潜んでいた猫を見つけ、手なずけようとしたが恐らく既に発現していたストレイ・キャットで反撃。
しのぶとの争いの中で、ガラス片を喉に刺してしまい死亡した。

猫の姿の猫草は靱性と粘性のある膜を操作するのみのスタンドだったので、飛んでくるじゃがいもをガードしたり、天井に貼りついた膜に手足を貼りつける程度のことはしたようだ。
しかし、尖ったガラス片をストレイキャットの膜で防ぐことはかなわず、あえなく死亡し、吉良吉影の手によって庭に土葬される。

なお、誰も呼ばなかったが猫の本名はタマであったようだ。

このとき、実は仮死状態だったらしいが、いったいどんな奇跡が起こったのか、翌日には知能ある植物?として蘇った。



スタンド使いになったことで増大した「知性」、精神力、動物としての生存本能、攻撃を加えて来た人間への憎悪が重なり、漏れ出た「知性」が大地に染み込み、新たに猫草という生物を生み出したのかもしれない。

地面に根を張り、光合成と呼吸をする植物であるが、意識もあり、猫と同等の本能と知能がある。スタンド能力を発現する動物は通常より「知性」を多く持つためか、少し知能が上がる。
猫草も知能が上がってはいるが、タマの頃の記憶や習慣はそのまま、つまりただの猫である。
襲われれば反撃をするし、過去に敵対したものには積極的に攻撃もするが、それだけである。猫の頃の本能で小鳥をストレイ・キャットの空気弾で捕獲したりもするが、その程度である。

植物としての性質のためか、光合成ができる環境では生長も早く、スタンド能力も増強する。猫草自体も生長しており、川尻早人が天井裏から持ち出したときには凶暴な顔つきに変化していた。



ファンの間でよくある話題が、最終決戦時、キラークイーンの腹の中に設置され、爆発する空気弾を射出する固定砲台と化した猫草は一般人から見えるのか?
スタンド使いではない早人が、キラークイーンの中に猫草がいることに気付かなかったところを見ると、恐らく一般人にも見えない状態だったと思われる。

ただし、なぜ猫草が見えなかったのか、それは不明である。
最後には億泰に回収され親父と一緒に穏やかに生きているようだ。



出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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