スピード:∞
射程距離:∞
持続力:∞
精密動作性:E
成長性:A
ギャング組織パッショーネのボス親衛隊のスタンド
元ネタはアメリカのラッパー、ノトーリアス・B・I・G(Notorious B.I.G)から。
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能力は「動くものを自動追跡し、そのエネルギーを吸収する」。
ノトーリアス・B・I・Gは仮面のようなものを被り、両拳を握りながら這い回るスライム状の遠隔自動操縦型スタンド。
組織のボス親衛隊の1人、カルネのスタンドで登場時は人型のスタンドであった。
が、
ミスタに射殺され、その
怨念からスタンドのみが蘇る。
アヌビス神や
チープ・トリックのように
本体を失いながらも活動し続けるスタンドであり、さらに怨念によって動作する為、仮の本体も必要としない。
上記から、遠隔自動操縦型スタンドの条件を満たす。
さらに、カルネ本体の怨念と、当初取り付いたジョルノや
ゴールド・エクスペリエンスにも食らいつき、肉や物質だけでなく、「
知性」も食らうように成長する
その過程で
ジョルノやカルネの
表層意識を真似て落書きをしてみせたりしている。
その後、本体のいない遠隔自動操縦型ならではの本体を考慮しない動きで航行中の飛行機に追いつくなど、自身とスタンド能力を特化、成長させる。
ノトーリアス・B・I・Gはスタンド能力自体が本質となっているため、複雑な行動は取れない。
しかし、襲ったものを砕き、なんでも吸収するためダメージを与えても、そのスライム状の身体はすぐに復元してしまう。
ジョルノ一行でも
倒すことができず、最終的には飛行機のエンジンのエネルギーを吸収して
墜落させている。 ノトーリアス・B・I・Gを倒すことは不可能。
そのままノトーリアス・B・I・Gは動く波や魚を延々と襲い続け、「ティレニア海の胃袋」と呼ばれる怪現象扱いとなった。
寿命もなく延々と生き続けるのだろう。
運動エネルギーを吸収する能力
能力の本質は「速度に応じて運動エネルギーを吸収する」。
無敵のゾンビスタンド、ノトーリアス・B・I・Gは結局どんな能力で、本体のカルネは生前どうやってスタンドを使っていたのか?
本考察では、ノトーリアス・B・I・Gは実はエボニーデビルのようなタイプのスタンドである、解釈している。 つまり、本体かスタンド体が運動エネルギーを受けるほど、吸収して強くなるスタンドである。
本体が運動エネルギーを受ける、つまりダメージを食らうほど強くなる。
当然、ダメージフィードバックはあるため、殴られてなんぼのデーボのような戦い方しかできない。
このため、ミスタたちの前に堂々と姿を晒したのだろう。 当初、人型のスタンドであったが、あっさりとカルネが射殺される。
本来なら、ノトーリアス・B・I・Gも本体の魂とともに消え去るはずであった。
しかし、銃創により「魂の器」は傷つき、「生命エネルギー」が流れ出ていく最中、ノトーリアス・B・I・Gは成長した。
流れ出る「生命エネルギー」の代わりに運動エネルギーを吸収して変換した「スタンドエネルギー」を流し込み、崩壊する自身をつなぎとめたのだ。
本来なら「生命エネルギー」があり、魂があって初めて発現するものだが、ノトーリアス・B・I・Gは魂の器そのものが本体となったのだ。
このときのノトーリアス・B・I・Gは非常に弱々しく、のようなゲル状の塊であった。
たまたま「運動エネルギーを吸収する」というスタンド能力だったために、かろうじてスタンドだけ生き延びたのだ。
流れ出る「生命エネルギー」は吸収した運動エネルギーでまかない、傷ついた魂はカルネの怨念と取り付いたジョルノの表層の「知性」を取り込むことで塞いだと思われる。 つまり、ノトーリアス・B・I・Gは怨念で動くスタンドではなく、能力に特化し成長した結果、死してなお動くスタンドとなったのである。
運動エネルギーだけでなく「物質」や「知性」も「美味い」と気づいたのだろう。
なんでも取り込む化け物へと成長。
見た目もカバーのようなものを被った這い寄り殴るスライムになっていく。
本体が不要になり、ダメージフィードバックを気にしない遠隔自動操縦型スタンドとなった。
それゆえ航空中の飛行機に突撃したり、銃撃を浴びたりとどんな攻撃の運動エネルギーすらも取り込む、無敵の化け物。
倒す方法はスパイス・ガールがやったようにゆっくりと万力のように力を込めてねじり切ること。
実は、ノトーリアス・B・I・Gの運動エネルギー吸収能力には条件がある。
それが「吸収率は速度に依存する」というもので、大雑把に下記のようなグラフを描くものと思われる。
このため、速度が遅くかつ破壊力抜群の攻撃をすれば、吸収されるエネルギーより破壊エネルギーが上回り、ノトーリアス・B・I・Gを破壊できる。
しかし、ティレニア海に墜落した現状、スパイス・ガールがやったような罠にかけることも難しくなっており、倒せるものは存在しない。
決死の覚悟の男
よくジョジョの話題の中で、絶対に欲しくないスタンド上位に挙げられるノトーリアス・B・I・G。
本体の死が前提で発動する、死をトリガーとした念能力のように思われているからだ。
確かに死という代償を支払っているから出鱈目に強い、というのは理解しやすい。
ただ、本考察では上述したように死によって発動するスタンドではない、と考察した。
だが、本体のカルネにとっては死がトリガーでなかろうがあまり関係のない話だったのではないか?
よく言われる論として、カルネはボスに忠実な親衛隊で、死の覚悟すらしていた、というものがある。
何故ならノトーリアス・B・I・Gは己の命を犠牲にして発動するスタンドで、ボスにブチャラティたちを止めてこいと言われたのは死んでこいと言われているようなものだからだ。
間違いなくカルネは鉄砲玉である。
そして、ノトーリアス・B・I・Gは命を犠牲にするスタンドではないが、ダメージや運動エネルギーを食らうスタンドである。
暗殺者の呪いのデーボと異なり、カルネは銃撃飛び交うイタリアンマフィアの世界の住人。 殴られる刺される程度では済まないことくらい、本人もわかっていたはずである。

スクアーロとティッツァーノを見るに、ボス親衛隊の任務は情報統制が主だっていそうだが、カルネはこれが最後の任務と分かって、覚悟を持ってジョルノ達の前に姿を現したのだろう。
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