【スタンド考察】オエコモバのボクのリズムを聴いてくれを解説!

ボクのリズムを聴いてくれ/Oye Como Va

破壊力:B
スピード:C
射程距離:C
持続力:B
精密動作性:E
成長性:C

オエコモバのボクのリズムを聴いてくれ

ボクのリズムを聴いてくれ

水筒から水の機雷を流すボクのリズムを聴いてくれ

本体名:オエコモバ

触角のような髪型のオエコモバ

テロリストの地雷スタンド

破壊力:B
スピード:C
射程距離:C
持続力:B
精密動作性:E
成長性:C

大統領からの刺客、爆弾テロリスト、オエコモバのスタンド。
スタンド名が日本語文という珍しい名前だが、これは本体名の元ネタであるスペイン出身のジャズバンド、ティト・プエンテの楽曲、オエコモバ(Oye Como Va)の和訳である。

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能力は「触れたモノを地雷にする」。

ボクのリズムを聴いてくれは、爬虫類のような、もしくは鴉のような頭部をした能力顕現型スタンド。
オエコモバがレース中に悪魔の手のひらを通過したことで発現している。

オエコモバが触れたものは生物、非生物問わずアナログ時計付きの手榴弾の部品(ピン)のようなものが複数設置される。

この部品はちょっとした衝撃ですぐに外れる。
さらに、地雷の付近にある「何か」が地雷と化した物体から離れる時、それも部品が抜けたと判定され、爆破する。

手汗からじわじわとピンが抜ける

作中においても、ネズミに触れて爆弾とし、その尻尾は取り付いた部品に変えている。
この尻尾の部品はネズミの走る衝撃で簡単に抜け落ち、ネズミは走る爆弾となっている。

また、マウンテン・ティムがオエコモバに触れた際に毟り取った皮膚も爆弾化していることから、自分の肉体の一部は触れずとも爆弾にできるようだ。
これも握り込んだ手を開くという動作だけで部品が外れ飛び、爆発している。



ボクのリズムを聴いてくれ、は爆弾化する対象を生物・非生物問わない。
オエコモバが水筒の水を川に流せば、その川は機雷の浮く危険地帯に様変わりする。
オエコモバがタバコを吹かせば、その煙にも気体状の部品が取り付けられ、煙を吸い込んでしまうと口腔の内側から爆発してしまう。

吐き出した煙も気体状の爆弾に変化

キラークイーンが一度に一箇所のみしか爆弾化できなかったのに対して、ボクのリズムを聴いてくれは複数箇所を一気に爆弾化できる分、1発の威力が低くなっている。





地雷原と信管を創り出す能力

真の能力は「爆発性のスタンドエネルギーと知性をセットで垂れ流す」。

爆弾とは大まかに、高速燃焼反応を起こす複数の化合物とそれを起爆する信管で構成される。

爆発を引き起こすキラークイーンのようなスタンドは、「知性」と燃焼反応を引き起こすような爆発性のスタンドエネルギーを放出する。

手を開いただけで起爆する

ボクのリズムを聴いてくれは、この爆発性のスタンドエネルギーと、自身の知性を同時に垂れ流す。
そして、それがすぐに反応して爆発しないように、アナログ時計と針のような形の信管を差し込む。

この部品が信管の役目をしており、オエコモバから流された知性と爆発性のスタンドエネルギーの化合を止めている。
そして、部品が外れた瞬間に信管から起爆が開始し、知性と爆発性のスタンドエネルギーが化合して爆轟を引き起こす。

水や煙といった非生物を、ボクのリズムを聴いてくれで地雷にした場合、反応する知性はオエコモバ自身から発したもののみとなるため、爆発の威力は小規模となる。

川を機雷だらけに変えるオエコモバ

逆に、オエコモバの肉体から分離した爆弾や、オエコモバが直接人体に触れて爆弾化した場合、反応する知性はその人間の知性も対象となるため、腕や足が吹っ飛ぶ程度にまで威力があがる。

なお、信管である部品が外れても、爆発を起こすまでには遅延があるように設計されているようだ。
そのほんの数瞬の間に抜けた部品を元の箇所に突き刺せば、爆発は食い止められる。

また、能力顕現型スタンドであるため、キラークイーンと異なり近距離格闘戦が出来ない。
このため、ジョニィのタスクACT1によって飛距離を伸ばした鉄球をガードすることができず、敗退した。

タスクで飛距離の伸びた鉄球を喰らうオエコモバ




王国のテロリスト

オエコモバはジャイロの祖国、ネアポリス王国の爆弾テロリストであった。
国王を狙って馬車を爆破して、子供2人を含む乗客5人を爆死させ、死刑執行されるところであった。

しかし、獄中に持ち込んだ火薬で看守の耳を吹き飛ばし、脱獄。
この件の責任者であった法務執行官、ジャイロの父グレゴリオ・ツェペリはこれを機に引退をしている。

反王国派テロリストであり、その思想のもとにジャイロを暗殺に来たものと思われていたが、その実、大統領との取引で刺客となっていたようだ。


2nd.ステージを走行中にアリゾナ砂漠を越えた際、「悪魔の手のひら」を通過したらしく、スタンド使いとなる。

悪魔の手のひらは周囲の環境や本人の技術がスタンド能力として開花しやすい特性を持っており、オエコモバはその爆弾テロとしての爆薬の扱いがボクのリズムを聴いてくれというスタンド能力となっている。

悪魔の手のひらで身についたスタンド能力を神の御技と捉えるオエコモバ

オエコモバはスタンド使いになってからたったの4日であったが、かなり自身の能力を使いこなしている。


キラークイーンは爆発させるための知性を完全に標的の知性に依存するが、その分1発の爆発の威力は尋常なものではなかった。
また、無生物を爆発するにはストレイ・キャットの力を借りる必要があった。
対して、ボクのリズムを聴いてくれは、知性も全て自身でまかなっており、かつ爆弾も地雷原のように広く拡散させている。

マウンテン・ティムを爆破するオエコモバ

これは静かに殺人を犯したい吉良吉影とテロリストのオエコモバの思想の違いによるものだろう。



出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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